梨泰院（イテウォン）クラスの結末に納得いかない！スアの最後がかわいそう・・・

「イテウォン・クラス」とは？
あらすじ
キャラクター紹介
魅力溢れる梨泰院を舞台にした「イテウォン・クラス」
まとめ

「イテウォン・クラス」とは？

「イテウォン・クラス」（原題：이태원 클라쓰）は、2020年に韓国のケーブルテレビ局JTBCで放送されたドラマです。このドラマは、ウェブトゥーンを原作としており、放送開始から瞬く間に大ヒットを記録しました。主人公パク・セロイの復讐と成功を描いた物語は、多くの視聴者の心を掴みました。

あらすじ

物語は、パク・セロイ（パク・ソジュン）が高校時代に父親を失い、その復讐を誓うところから始まります。彼は父親の死に関わった大企業の会長とその息子に立ち向かうため、ソウルのホットスポットであるイテウォンに小さな居酒屋「タンバム」を開店します。
セロイは、仲間たちと共に成功を目指し、数々の困難に立ち向かっていきます。

キャラクター紹介

パク・セロイ（パク・ソジュン）

主人公のパク・セロイは、正義感が強く、どんな困難にも立ち向かう強い意志を持っています。彼の成長と復讐の物語は、多くの視聴者に感動を与えました。

チョ・イソ（キム・ダミ）

セロイのビジネスパートナーであり、天才的な頭脳を持つチョ・イソ。彼女の独特なキャラクターとセロイとの関係性が、物語に深みを与えています。

チャン・デヒ（ユ・ジェミョン）

セロイの宿敵である大企業の会長。彼の冷酷さと権力への執着が、物語の緊張感を高めています。

見どころ1：正義感と信念の塊！不器用だけど実直なセロイの生き様に惚れる！

頑固さと信念: セロイは頑固で不器用ですが、信念を曲げずに正々堂々と戦います。どんな窮地でも責任を逃れず、仲間を守ります。

– 成長と人望: セロイの強い信念と正義感が人望を集め、仲間たちが彼の至らない部分を補いながら共に成長します。

– 時代の要求: 現代は器用さが求められる時代ですが、信念を貫く強さも重要です。セロイの生き様から学ぶことが多いです。

– パク・ソジュンの演技: パク・ソジュンはこの作品で新たな魅力と演技の幅広さを見せ、多くの男性から支持されました。

2. 魅力的なキャラクター

個性豊かなキャラクターたちが物語を彩ります。特に、セロイとイソの関係性は、多くの視聴者にとって共感を呼ぶポイントです。

最強であり最凶の悪役！チャン親子の狂気に震える！

セロイが復讐を誓った相手、それがチャンガグループのチャン会長とその息子、グンウォンです。この親子の存在は、まさに狂気そのもの。韓国ドラマではよく見られる財閥や政治家の権力を使った悪事ですが、この親子の「悪さ」は一味違います。彼らは自分の利益のためだけでなく、目障りなものを徹底的に排除する不気味さを持っています。

グンウォンは、会長の息子という鎧をまとい、傍若無人に振る舞う一方で、情けない部分も多く、憎めないところもありますが、人をイライラさせる天才です。一方、チャン会長は激動の時代に屋台から商売を始め、韓国最大の外食チェーンにまで育て上げました。利益のためならどんな手段も厭わず、金や権力で自分の思うままにしてきました。彼にとって、セロイのように正しい道を突き進む存在は、余計に気に障るのでしょう。

セロイは、この最強で最凶な親子に、そして強大なチャンガグループに勝つことができるのでしょうか！その答えは、ぜひドラマを見て確かめてください。

３，セロイと共に成長する、個性豊かなタンバムの仲間たち！

タンバムで働く仲間たちは、まさに個性の宝庫です。それぞれが苦労を重ねながら、セロイと共に成長していきます。

マネージャーとして働くのは、IQ162の天才でSNSスターのチョ・イソ。 彼女は勝つためなら何でもする、欲しいものは何をしても手に入れるという強烈な思考を持つソシオパスです。ズバズバと物を言い、かなり生意気ですが、その抜群のセンスでタンバムを人気店へと導いていきます。セロイの夢を一緒に叶えるため、そしてセロイを手に入れるため、彼女は隣で必死に支え続けます。

刑務所でセロイと同期だったスングォンはホールを担当。 ギャング出身のため暴力事件を起こしセロイを困らせることもありますが、タンバムのムードメーカーでもあります。

料理経験のない料理長ヒョニは、手厳しいイソに認めてもらうため必死で料理を練習し、立派な料理人へと成長していきます。

チャン会長の次男でありながら家を出て自立した生活を送るグンスも、タンバムのアルバイトとなります。 兄グンウォンとは違い真面目で誠実。セロイのことを慕っていますが、タンバムの人間として生きるのか、チャンガの人間として生きるのか…という選択を迫られます。

セロイは、ただの人気店ではなく、外食チェーンのトップに立ちチャンガグループを潰すという目標を掲げています。 仲間たちと共に困難を乗り越え成長しながら、チャン会長の背中に一歩一歩近付いていく姿に、胸がワクワクします！

見どころ4：イソかスアか！？セロイの心を射止めるヒロインは？

セロイが転校先で出会ったオ・スアは、セロイの父が支援している孤児院で育ちました。セロイの初恋の相手です。
スアは幼い頃に親に捨てられ、周囲から哀れな目で見られながら育ちました。「自分が頼れるのも自分を慰めてくれるのも自分だけ」と、信念と葛藤しながらも利益になる道を選択し、チャンガグループに就職します。
自分の心に素直で現代の若者らしい、ある意味最も共感できる登場人物ではないかと思います。

スアはセロイの気持ちを知っていながら、自分がチャンガグループの人間であること、つまりはセロイの敵であることが理由で曖昧な態度を続けています。
そこにイソが現れスアに対して堂々と宣戦布告！セロイを取り合う女2人のバッチバチのバトルは、見ているこちらがヒヤヒヤしますがとても面白いです。

最終的にセロイを射止めるのは誰なのか？最後まで予想不可能です！

世界を圧縮した街・梨泰院の情景も必見！

魅力溢れる梨泰院を舞台にした「イテウォン・クラス」

「イテウォン・クラス」の舞台となっている梨泰院は、実際にソウル市のほぼ中心に位置する活気溢れる街です。隣接する米軍基地の影響で、外国人向けの飲食店やお土産店が多く立ち並び、今では韓国を訪れる外国人が必ず立ち寄る観光名所となっています。

作品の中で「世界を圧縮したような街」と表現される梨泰院は、まさにその通り。街を歩けば、多種多様な人種の人々が行き交い、異国情緒溢れる飲食店が軒を連ねています。今日はどの国の料理を楽しもうかと迷うほどのバラエティ豊かな食文化が楽しめます。ナイトクラブやLGBTのためのバーも多く、「人々が自分らしく自由に生きている街」という点からも、梨泰院が舞台に選ばれたのだと思います。

ドラマの中でも、そんな梨泰院の雰囲気が見事に表現されています。様々な人種やマイノリティを持つ人々が集い、いつも活気に溢れる小さな世界・梨泰院。その情景をたっぷりと楽しむことができます。

印象的なシーンで度々登場する南山タワーを望む歩道橋、タンバムとして使われた居酒屋、グンスが住んでいた寮など、梨泰院の街を歩けばロケ地がそのまま残っています。旅行が可能になったら、ぜひ訪れてみたい場所です。

さらに、「イテウォン・クラス」は日本でも『六本木クラス』としてリメイクされました。リメイクされるということは、それだけ原作が素晴らしいという証拠です。今からでも遅くありません！ぜひセロイの生き様を最後まで見届けてください。

「イテウォン・クラス」は、Netflixで視聴可能です。Netflixでは、高画質で全話を一気に楽しむことができます。まだ視聴していない方は、ぜひこの機会にチェックしてみてください。